こんなのが、床におちている幸せ。
皆様、どーも。じじです。
私も幼いころから動物が大好きで
様々な生命と時を共にしてきました。
ハムスターや小鳥や金魚やメダカ
カブトムシ、亀、ヤドカリ、犬・・・。
どの子も可愛かった。
しかし、猫に関しては初めてのことでして
時々、不思議でなりません。
あのモフモフの巨体が
家の中を自由に歩き回っていることが。
なんという
奇跡のような生き物なのでしょう・・・・と
みるたびに思ってしまいます
猫と暮らすと決め、猫に出逢う為に行動するあなたに
オススメ してみたいのは
できれば、純血種へのこだわりが無ければ・・・
日々、沢山産まれてくる
また、様々な理由でおうちを失った
「保護猫」を選んでいただければ幸いです。
ということ。
保護前の劣悪な環境のせいで
病気やケガをしている子もいますが
ちゃんと育つとミックスの皆さんは
身体が強かったりもします。
個性もすごいです。
私も猫を探し始めた当初は
ロシアンブル―やラグドールなど
彼らの美しさに、心惹かれていまして
そういった子たちの
ブリーダーサイトにもよく訪れていました。
また、ロシアンブル―などは
猫アレルギー持ちにはうれしい
feld1たんぱくを
あまり出さない猫だということで
選択肢はそこかなあ、と思っていたんです。
そして、勇気を出して
連絡してみたのは2件だけでしたが
私が猫アレルギー持ちで治療中ですと伝えると
ブリーダーさん達には
猫への面通し前にお断りされました。
彼らは「生体販売」なので
トライアル期間というものがないのですね。
それはそうです。
2週間も預けてたら
子猫の見た目が変わります。
当然ですね。
そうしているうちに
ある日ふと目にした
保護猫サイトでみた動画に
やられてしまったんですよね〜。
ええ?
そんなにいっぱいいるんだね?って。
結構、日本は動物の殺処分が多くて
とても深刻だと感じます。
一緒に暮らしてよりわかりますが
あんなに感情豊かな動物が
周りで死を感じながら過ごすって、思うと
いたたまれない気持ちになります。
それを知るまでは、なんとなく
世の中の可愛い猫アカのイメージが強くて
もふもふの猫たちと暮らしてみたーい。
一緒に寝てみたーい。とか
アホみたいに思っていたのでした。
でもアレルギー、出ちゃったらどうしよう。
とか・・・自分の不安だけでしたね。
情けないのですが。
実際、猫を飼っている知り合いには
すごく反対されました。
「やめときなって。抜け毛半端ないよ?」とか
「アレルギー出たら、返すの?かわいそうなんだけど。」とか。
結構全力で止めて来た人もいました。
ですよね。すごくわかります。
でも、なんで、あの時
あんなに猫に惹かれたのか・・・
今は、なんとなく理由もわかるんですが
本当に、急に猫に興味が湧いてしまって
(それまではむしろ避けていましたので)
不思議な事でした。
里親募集している団体様は
殺処分される猫を減らしてあげたくて必死です。
ずっとのお家を探している猫さんがいます。
みんな、命懸けです。
なので、ちょっとくらいアレルギーあっても
誠実な人であれば
信じて猫を預けてくれる事もあります。
でもその前に
できるだけアレルギーが出ないように
自分の体調を整えることはとても大事です。
と、いうわけで・・・
ワタクシめも調べまくって
やっと、自分のアレルギーをなんとかしてから
(抑える方法とか改善する生活とかですね。)
保護猫の里親になろうと
決意できました。
決意、大事だったなって、思います。
さて、彼らを迎えるにあたり
保護団体さんに
お支払いする金額は2~3万円ほど。
です。
猫に限らずですが
生き物は後から色々お金かかります。
一番は避妊去勢手術や
ワクチンや健康診断などの医療費。
これは様々ですが
合わせて、1〜5万円ほどです。
最初に必要なお道具一式
それなりのものを揃えれば
15万円くらいは
見ておいた方が余裕があります。
そして後に20年生きてくれるとしたら
例えば、純血種の子を
リボや分割で無理して購入するくらいでしたら
保護猫の子を引き取って頂けたら
Win-winじゃね?と思います。
ということで・・・
保護猫たちとの出逢い方はいくつかあります。
②保護団体のサイトに直接連絡する。
③各自治体などの保護施設(保健所や動物愛護センター)を訪ねる。
④譲渡制度のある猫カフェに行ってみる。
⑤近くの動物病院で保護されている子に会わせてもらう。
我が家の場合は、先ほど述べたように
①→②の順番です。
1匹目の子は
ペットのおうちというサイトでみつけました。
ペットのおうちには
個人で保護され応募しているものもありますし
団体で応募されてるものもあります。
私個人の感覚になりますが
団体さんでの登録ですと
その子の保護にかかった費用などを自由に請求できる制度なのか
結構高額な引き渡し料金を設定している所も多かったです。
でも、まあ、そのくらい払えなければ
猫なんて飼う資格ないよ
という所なのかもしれません・・・
猫はお金かかります。。。
特に都内の団体さんは
なかなか高額な料金体系でした。
まあ、でも保護猫活動はお金がかかるでしょうから。
必要なことかもしれませんね。
あとは、猫の種類が純血種の保護猫だったりすると
いきなり高額な金額でした。
なんとなくでしかないですが
悪質なブリーダーが出産などを引退させた猫を
そこで販売してるのかなって感じでした。
まあ、それもレスキューになるのかなあ・・・
でも、なんかひどすぎるなあ、と思って。
何となく「あ!この保護主、あのブリーダーだ。」と
気づいてしまった時には心が沈みました・・・。
ペット業界、闇深いわ。
最初、私は
何も考えずに写真を見まくってましたので
うわ、この子もこの子も
可愛すぎじゃんねーーーー♥♥♥♥♥
などと、ひとりはしゃいでいました。
※ここで1週間くらい無駄にしてるかも。
で、よく考えてみたら
あまり遠いと会いに行けないと思いまして
とりあえず
自分の住所の近県にしぼって検索しはじめ
その団体のある場所や
どんな内容費用を請求されているのか
※請求内訳のようなものがページのどこかに記載されています。
猫の紹介文などを熟読しまくり
その文章を書いている人の誠実性を見ていきました。
各団体、恐らく複数の方が
投稿文を書いていらっしゃるのか
投稿者によって雰囲気は違うものの
基本的な条件などは
同じ団体なら同一なので
メモ帳片手に
大まかにかかる費用や提示されている条件などを
手書きで・・・・詰めていきました。
手書き、地味ですがオススメです。
頭に残りやすいし。手元も見やすいし。
※ペットのおうちは、登録すると、ブックマーク機能を使えます。
そんな中、1匹目の子を見つけてしまいました。
ああーん、もう、光ってるよーん。
いや、確実に光っていました。(親バカ。)
その保護団体さん
ちょっと距離的に遠かったんですが
文章に、猫愛があって
サイトもしっかり更新されていて
ああ、活動されてるんだな感が満載
リスペクトの情が湧いてまいりました勢いで
勇気をだして
保護団体のサイトから直接、連絡してしまいました。
なので、ペットのおうちは
検索のみ活用となったのですが・・・
まあ、1~2通目のお返事の
鋭い事、厳しい事(笑)
テストのような質問攻めです。
でも、間違った回答をした場合は
ちゃんと正解をお返事に書いてきてくれます。
猫愛による厳しさですね。
恐らくそういったやり取りを
実際、今の猫の預かり親さんや
担当のボラさんで確認しあいながら
里親を決めていくんだと思いました。
だって、それしか見極める術ないですもんね。
当然と言えば当然の質問攻めです。
そして、この保護団体さんは
トライアル期間を1週間程設けている団体さんでした。
ほとんどの保護団体さんで
トライアル期間は設けているのかな〜と感じました。
ただ、やはり我が家は
距離的にちょっと遠かったので・・・
ぶっつけ本番気味でした。
ミルクから育て上げた
預かり親の方ご本人が自ら運転し
保護団体の事務担当さんとお二人で
お約束の日に、猫を届けてくださいました。
アレルギーの悪化など
なにかあったら
ご連絡くださいとのでした。
実際、他の里親サイトなども見て回りました。
でも、ちょっと更新されていない情報などもあったりして
わあ!この子!
と思ってサイトやブログを見てみると
日付をみると2年くらい経過していてガッカリ
・・・な事もしばしばありました。
でも、そういうのは、見ていくうちに
「あれ?なんか記事が古い感じするな?」とか
なんとなく、わかってきました。
我が家の2匹目の子↑を検討した際
最初の子を頂いた保護団体さんに
連絡しようかと思ったのですが
兄弟の子を断っていたためその件では連絡しづらくて
(初めての猫なので、最初は1匹で飼育したいなどの我が儘を言いまして・・・)
今回は別の団体さんを探そうということになりました。
後から「あ〜ん、ご連絡くださればよかったのに〜」と
言っていただきました。
次に探し当てた保護団体さんは
ジモティというサイトから見つけました。
なにやらその保護団体さん自体が気になりまして
正月早々、連絡させて頂きました。
ですのでこちらも、②になります。
結果、最初に連絡した際に会わせて頂いた子とは
違う子を引き取らせて頂くことになりました。
最初の子は、かなり神経的に弱っていた子で
先住猫のいるおうちでは
きついかも、という事でした。
そういう「オタクは向いてません」
という判断ができるところも
保護団体から猫を引き取るメリットかもしれません。
大変、猫ファースト、です。
ペットショップでしたら
そのやり取りはないと思うんですよね。
その「オタクは向いてません」というお返事を頂いた際に
勧めて頂いたのが2匹目の麦ちゃんになります。
その時、驚いたんですが
「明後日、ひとチーム預かってくるんで
良かったらその中から選んでください」というのです。。。
え、チーム?どういう事?
この保護団体さんは
群馬の動物愛護センターから連絡が入ると
とりあえず、保護された子猫を
ひとまとめに預かってくるという
凄まじく
肝っ玉の太い団体さんで
具合の悪い子も全て預かり
預かりボランティアさんの所でケアしてから
里親に引き渡すという事をされています。
いやあ、太いっすね・・・。
尊敬しかないわ。
こちらの団体さんには
保護先に何度か足を運び
実際に猫と対面してから
日程を決めて、我が家より車でお迎えに伺いました。
その頃の私は、2匹目を迎えるにあたり
ネット上にある
様々な先住猫との相性の良し悪し話を
すごく調べ込んでいて
頭でっかちになっていました。
ですが一応
そこにちょっと不安がある旨をお伝えし
一応、何かあればご連絡する
という形にさせて頂きました。
こちらの団体さんは
すでに猫に対面して選んでもらっているから
基本トライアル期間は設けていないと仰ってました。
最初に書いた猫に出逢う方法として挙げた
④譲渡制度のある猫カフェに行ってみる。
⑤近くの動物病院で保護されている子に会わせてもらう。
については、経験がないので
詳しくは申し上げられないのですが
まずは、③と④は
里親になるかならないか決める前に
気負いなく直接猫と
しかも何度か会える点において
すごく良い選択肢だと思います。
⑤についても
動物病院という動物のプロがいる場所ですので
その後の対応などに関しても安心できます。
近所で相性の良い動物病院を探すのは
実は、かなり大変です。
遠いと、行くのも大変ですが
保護団体さんやブリーダーさんには
ご縁のある動物病院を
聞いておくといいかもしれません。
ちなみに、最初にご縁のあった保護団体さんからは
メールのやりとりでの質問事項に
②また、そこが、あまりよろしくない病院だったらどうしますか?
的なご質問を頂きました。
回答として
②他を探しまくります。
と答えましたが
今は、実際その通りに動いており
ちょっと、違うかな?と思った病院は
変えてきています。
割と近くに沢山の動物病院がある地区なのですが
今通っている病院で4件目です。
2匹目の子の時の保護団体さんは
比較的近い区域だったため
避妊手術のための病院を紹介して頂きました。
保護猫、ということで
手術代を安くしてくださる病院もあるので
聞ける雰囲気なら聞いてみた方がいいかもしれません。
知らずにいて
1匹目の時は男の子なのに
去勢手術が4万円近くかかってしまいました
ちなみに、我が家の猫の
どちらの保護団体さんも
猫を引き渡す際の料金として提示されたのが
・1回目の予防接種
などを終わらせた状態で
基本的にお渡ししたのは¥17,000程。
あとは、お届け頂いた際の交通費などでした。
ご参考までに。
その後、時折少額ではありますが
ご寄付させて頂いています。
※全く勧誘などはありませんでした。
そして、活動の記録である
ブログなどを読ませて頂いてます。
ちなみに、よく
里親の条件が厳しいとか理不尽だとか
おっしゃっている方をお見かけしますが
・・・まあ、確かに
と、思わなくもないんですが・・・
でも、冷静によくよく考えてみると
致し方ない条件なんじゃないかな〜とも思います。
そこは、ちょっと当てはまらなくても
(例えば、独身の男性とか。)
もう、誠実に向き合ってみるしかないと思うんですよね。
保護団体さんも、猫たちにいち早く
ずっとのお家を探してあげたいわけですし
最後は人柄と誠実さ
真面目さだったりすると思うんですよね。
独身男性でもちゃんと猫愛に満ちていれば
里親になれている例は沢山あるわけですし。
何にせよ
ほんと、どちらの保護団体さんも
超リスペクトですわ。
そして、感謝しかありません。
私の宝との出会いを生んでくれた方々です。
皆様と猫たちに
良い出会いがありますように。
猫は家宝です。
じじ
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